シマノ鈴鹿ロード

レース(レベル別個人種目)

体験レース

思い思いのペースで初めてのサーキット走行を楽しむ

初心者のレースデビューにピッタリな体験レース。タイム計測は行うものの順位は付けず、表彰もないので、レースの雰囲気やサーキット走行に慣れるための場という意味合いが強い種目です。参加者の多くはレース初心者講習会で集団走行の基本や鈴鹿サーキットの危険箇所と安全に走る方法などを学んでからレースに参加。講習会で学んだ内容を実際にサーキットで試す実戦の場になっています。
体験レースは土曜日の午前と午後、日曜日の午前の計3回、それぞれ2組に分かれて行われました。このうち土曜日の午後の部は80人ほどが出場し、40人ほどのグループ2組に分かれて出走しました。小学5~6年のレースに続いて1組の選手がスタート、その1分後に2組の選手がスタートを切りました。
ビンディングシューズとペダルを使う選手は慎重にクリートをはめて加速。速い選手は9分ほどでフルコース1周を走りきりました。カジュアルな服装とスニーカー、フラットペダルで参加する選手が多めなのもこのクラスの特徴で、そういった選手は後方からゆっくりスタートし、マイペースでサーキット走行を楽しんでいました。





2周の部/2周の部 女子

距離は短いがスプリント賞もあり、めまぐるしい展開に

2周の部は、シマノ鈴鹿ロードの小学生クラスを除くフルコースで争われる個人種目では、最も周回数が短い種目。中学生以上という出場資格、中学生のJCF登録者にも門戸が開かれていて、女子クラスもあるため、上位を目指す選手だけでなく、体験レースを経験した人が次のステップに選ぶなど参加者も多めです。そのため、レースは土日両日開催。土曜日は5組プラス女子クラス、日曜日は4組プラス女子クラスに分かれて行われました。
スタートして1周完了すると最終周回に突入しますが、最終周回はスプリント賞のポイントがかかる周回のため、レース展開が非常にめまぐるしいのも特徴です。ポイント賞をきっかけに飛び出す選手は2周の部でも多いですが、周回数が少ないだけに追従集団の脚もあまり消耗しておらず、逃げ切りで勝つのは他の種目と比べても難しい様子。果敢に逃げを打っても最終的に吸収され、最後はスプリント勝負になるレースが多く見られました。





3周の部/3周の部 女子

スプリント賞をきっかけに集団が活性化。各組で異なる展開

フルコース3周回で行われ、中学生以上なら誰でも出場できる一般クラスのほか、女子選手だけで争われる女子クラスもあります。女子クラスは女子の個人種目ではシマノ鈴鹿ロードレースクラシック女子を除いて最も周回数が多いクラスです。一般クラスは土日でそれぞれ3組ずつ、女子クラスも土日両日行われました。
土曜日のレースは各クラスともスプリント賞のかかる最終周回に入るタイミングで集団が活性化。1組と2組は逃げが決まるには至らず、最後スプリント勝負となりました。一方、3組はスプリント賞がかかる最終周回に入るときには3名が集団から逃げる形になりました。スプリントポイントを稼ぎながら集団から逃げ続け、そのままゴールスプリントへ。バトルを制したのは西尾洋介選手。スプリント賞には最終着順で2位に入った都合秀樹選手が輝きました。





5周の部

土日合わせて4組開催。スプリント勝負、逃げ切りと見応え満点の展開

フルコース5周回で行われ、中学生以上なら男女とも参加でき、JCF登録者にも門戸が開かれているレース。JCF未登録者が出られる個人種目としては、エリートの次に周回数が多く、参加者のレベルも高めです。
レースは土曜日の朝、日曜日の午後に行われ、それぞれ2組に分かれて走りました。土曜日の1組目はスプリント賞のポイントがかかる周回で集団が活性化するものの、決定的な逃げは決まらず、勝負はゴールスプリントに委ねられました。優勝したのは、早めに仕掛けてロングスプリントを決めた森口寛己選手でした。
一方2組目は最終周回のスプリント賞争いをきっかけに濱野克悠選手と小林政徳選手の2人が先行。2人は協調して逃げ続け、最後は濱野選手が逃げ切って優勝、小林選手はスプリント賞1位となりました。





エリート

1組目も2組目も積極的に逃げた選手の活躍が光る

エリートはフルコース7周回で行われ、JCF未登録選手が出場できるロードレース系の個人種目の中で最多の周回数を走ります。競技時間が約1時間と長く、7周のうち3周回はスプリント賞のポイントがかかる周回になっていて、ペース変動もあるため、スピードやスタミナといった地脚に加え、繰り返しのアタックに耐えられる能力やレース展開を読む能力などが他のカテゴリー以上に求められます。
レースは日曜日の昼ごろ、2組に分けて行われ、それぞれ約50人が出場。1組目は森口寛己選手が序盤から積極的なレースを見せ、1回目と2回目のスプリント賞のポイント周回ですべての計測ポイントを先頭で通過し、早々にスプリント賞トップを確定。その後も集団前方でレースを展開し、最後のゴールスプリントも制してレースの着順でも1位になるダブル受賞を果たしました。
一方2組目は最終周回で少人数の逃げができ、 勝負の行方は少人数でのゴールスプリントに委ねられました。1秒以内に4名が並ぶ混戦を制したのはEURO-WORKS Racingの勝水拓也選手。2位に入ったのは勝水選手と同チームの松本竜太朗選手で、EURO-WORKS Racingがワンツーフィニッシュを達成しました。






《JCF公認》シマノ鈴鹿ロードレース クラシック 女子エリート

混戦を制した高橋選手が昨年に続く優勝で連覇を達成

シマノ鈴鹿ロードの女子の最高峰のレースに位置づけられるシマノ鈴鹿ロードレース クラシック 女子エリート。JCFのエリート、U23に登録する女子選手のみが出場でき、ライセンスコントロールや出走サインなど、JCF公認レースとして行われます。上位の選手には翌年の全日本選手権ロードレースの申込資格が与えられるため、他のレースとは違う緊張感があります。
今年は24人がエントリー。暑さがピークを迎える午後1時45分にスタート。1周目完了時点でバルバレーシングクラブ越前の野添晴菜選手が先行し、そのまましばらく逃げ続ける積極的なレースを展開。メイン集団との差は一時30秒ほどに拡大しました。野添選手はその後集団に吸収され、最後は集団スプリントに持ち込まれました。このレースを制したのは昨年の優勝者・髙橋由佳選手。見事連覇を達成しました。





《JCF公認》シマノ鈴鹿ロードレース クラシック 男子エリート

強力な少人数逃げとスプリント勝負に持ち込みたい集団、最終盤まで息をのむ展開

シマノレーシングやJCL TEAM UKYO、マトリックス・パワータグ、宇都宮ブリッツェン、キナンレーシングチーム、ヴィクトワール広島、さいたま那須サンブレイブなど国内トップチーム、JCFのエリート、U23に登録する選手が参加するシマノ鈴鹿ロードレース クラシック 男子エリート。毎年大会を締めくくるレースとして、日曜日の午後に行われます。今年も約200人の選手がエントリーしました。
レース開始に先立って国内トップチームが1チームずつMCの紹介で入場するスターティングセレモニーが行われ、選手たちがスタートラインに着くとあっという間にスタートの時間が迫ってきました。レーススタート前は会場全体が一瞬静まり、その静寂を切り裂くようにレーススタートを告げる号砲が会場に響くと選手たちが一斉にスタートしました。
序盤は各チームがレースの主導権を握るべくアタック合戦が繰り広げられますが、なかなか決定的な動きとはなりません。大きな動きがあったのはレース中盤で、各チームの有力選手で構成される10人ほどの逃げ集団がメイン集団を50秒ほどリードすることに成功しました。
しばらくは逃げ集団と追走集団という図式でレースが展開しましたが、逃げ集団から岡篤志選手と小石祐馬選手のJCL TEAM UKYO勢2人と愛三工業レーシングチームの鈴木譲選手が飛び出し、3人での逃げに持ち込みました。メイン集団はペースアップして逃げ集団の吸収に動き、次第に逃げ集団との差を詰め、最終周回に入る時点で逃げる3人との差は20秒ほどになりました。 すると最終周回に入るタイミングで岡選手が単独で逃げグループから飛び出し、逃げ切りを目指す動きを見せました。岡選手は粘って逃げ切りに期待を持たせたものの最後のホームストレートで集団に吸収。レースの勝敗はゴールスプリントに委ねられました。
各チームのスプリンターによる激しいバトルが繰り広げられ、スパークル大分の沢田桂太郎選手がトップでフィニッシュ。2位には同チームの黒枝咲哉が入り、スパークル大分がワンツーフィニッシュを達成しました。
レース終了後、ホームストレートのフィニッシュライン付近で大勢のギャラリーが見守る中、表彰式が行われました。チャンピオンジャージやトロフィー、花束の贈呈に引き続き、シャンパンファイトが行われ、入賞選手たちが喜びを爆発させました。





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