シマノ鈴鹿ロード

優勝インタビュー

5周の部 A1組 優勝

1年間の思いを込めたスプリント

飯田怜治選手
所属チーム:SSPCアスリート熊本

九州から約10時間、車で遠征してきた飯田怜治選手。土曜日の5周の部で見事スプリントを決め、優勝を果たしました。昨年の同レースではスプリントでまくりきれずに悔しい結果に終わり、1年間この日を待っていたそうです。「少しモチベーションが落ちた時期もありましたが、チーム監督の声掛けや、移動中に立ち寄った京都や大阪のお寺巡りが良いリフレッシュになった」と飯田選手。今年は競輪学校を受験するとのことで、今後の活躍に期待です。


30分エンデュランス ペアA 優勝

女性ペアが新種目の初代チャンピオンに輝く

チーム名:チームえりえ(川久保恵里選手、柳澤麗絵選手)

1周5.8kmのフルコースを30分で何周できるか競う、新種目の30分エンデュランス。ペアクラスの初代チャンピオンに輝いたのは、なんと男性陣を抑えて女性ペアでした。お互いの得意パートで牽引しあったことが結果に繋がったそうです。お二人にロードレースの魅力について聞いてみると「忙しい毎日でも時間をやりくりして高みを目指すことで、日々の生活にもモチベーションが生まれます」と、頼もしい答えが返ってきました。


2時間エンデュランス カルテットA 優勝

戦術・結束が勝敗を分けた新クラス

チーム名:ユーロードOZ-SUN(Shen Xiaoming選手、日高一幸選手、橋本和幸選手、林邦男選手)

カルテットは4人が一緒に走る今年新登場のクラス。チーム内の最終走者のタイムで順位が決まりますが、開始30分でチームの1名が遅れそうに。そこで先頭集団を見送って、自分たちのペースを貫くことにしたそうです。途中、ペースが合いそうな選手と交渉して集団を形成してスピードを保ったという同チーム。ライバルチームは先頭集団のハイペースに耐えきれずメンバーがバラバラになってしまったとのことで、戦術・結束が勝敗を分けた形となりました。


マスターズ50+ B2組 優勝・準優勝

お互いを知り尽くした長年の絆

黒田篤司選手、堀浩之選手
所属チーム:バルバクラブフクイ、バルバクラブカナザワ

大会初日のマスターズ50+では悔しくも2位だった黒田篤司選手。所属するバルバクラブフクイに勝利をもたらして欲しいという期待を背に、大会2日目の同レースに再挑戦。系列クラブのバルバクラブカナザワの堀浩之選手のサポートを受け、良い位置からゴールスプリントを決めて黒田選手が優勝を勝ち取りました。「自分の走りをするために前を走っただけです」とクールに語る堀選手を横に、「長年の絆による勝利です!」と興奮気味に連呼する愉快な黒田選手でした。


シマノ鈴鹿ロードレース クラシック 女子エリート 優勝

人としての成長を感じられる“ロードレースの面白さ”

島橋由美子選手
所属チーム:バルバレーシングクラブタカオカ

女子クラス最高峰のレースを制した島橋由美子選手。あらかじめスタートリストから考えていた戦略通りにレースを進められたとのこと。レース歴は10年ほどで「平日朝の練習と週末のチーム練習でパフォーマンスを磨いている」と島橋選手。レースの魅力について聞いてみると「人としての成長を感じられるから」。ロードレースを通じて、戦略や周りを見る力が養われていくことが面白く、それが普段の社会生活でも生きているそうです。ロードレースの奥深い魅力を語ってくれました。


5ステージ・スズカ 中間スプリント賞

Jプロツアーにも挑戦する、社会人サイクリスト

中司大輔選手
所属チーム:Nerebani

社会人でありながら普段はJプロツアーに挑戦する中司大輔選手。社会人になる直前に自転車と出会い、今年で6シーズン目を迎えます。今回は、東海を中心に全国の仲間を集めたチーム“Nerebani”の一員として参戦。最終ステージを迎え、同チームは個人総合時間順位と中間スプリントポイントの両方をリード。中司選手へのチームオーダーは、サポートを使わずにスプリント賞を守り切ることだったそうです。その大役を見事果たし「うれしい!」と爽やかな笑顔で話してくれました。


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