シマノ鈴鹿ロード

スクール・講座

レース初心者講習会

安全な走り方と心構えをレクチャー

講師は1996年にツール・ド・フランスを走った今中大介氏が担当。初めて鈴鹿サーキットを走る人に向けて、コースの攻略法や心構えを丁寧に説明していただきました。落車しやすいポイントや事故を回避するための冷静な乗り方など、コースマップを見ながら解説。参加された方に感想を伺うと「人生初のロードレースなんです。かなり心配でドキドキだったんですが、この講習を受けて自信がつきました。落ち着いて安全に楽しめそうです」と、嬉しそうに語ってくれました。


ウィーラースクール 子供向け / 大人向け

憧れのプロから学ぶ子供向けスクール

大会両日で計5回開催された子供向けスクールは、小学生以下のお子さんが対象。本大会でのウィーラースクールの特長は、レースに出場する現役プロ選手がゲスト講師として参加、直接質問に答えてくれること。憧れの選手のデモンストレーションを見た後、子どもたちは思い思いに一本橋やスラロームなどに挑戦していました。状況に応じて臨機応変に障害物の追加や難易度の変更も行われ、何度も挑戦するお子さんも見られました。

プロ選手直伝の実践的な大人向けスクール

大人向けスクールは大会両日で計2回開催。参加者のロードバイク歴は乗りはじめてまだ半年という初心者から、25年というベテランまでさまざま。皆さんに楽しく安全にロードレースを楽しんでもらえるよう、スキル向上のための練習コースのほか、集団走行のレクチャーも行われました。1列、2列、3列と走りながら隊列を組み直す実践的な内容で、プロ選手と一緒に走行した経験は、きっとレースでの自信に繋がったのではないでしょうか。


知っ得講座/講師:絹代氏

シマノレーシングが実践する疲労回復の工夫を紹介

疲労をミニマムに抑え、いかにアクティブに過ごすか。サイクルライフナビゲーターの絹代氏の講座は、自転車レースに向けたトレーニング前後はもちろん、日常生活でも役に立つ“疲労回復”がテーマ。今年はシマノレーシングから入部正太朗選手、中井唯晶選手、冨尾大地選手、天野壮悠選手、野寺秀徳監督がゲストとして登壇。体への負荷が大きいトレーニングやレース前後に実践している疲労回復の工夫を紹介してくれました。


知っ得講座/講師:河南こころ氏

レースでパフォーマンスを発揮できる食事方法を紹介

シマノレーシングをはじめ、プロ野球チーム、フィギュアスケート選手などの食事と栄養をサポートしてきた管理栄養士の河南こころ氏。講座では“長く、楽に走るための栄養戦略”と題し、ロードレースやロングライドでバテないために栄養面からアプローチする方法を紹介。「脳や筋肉のパフォーマンスに不可欠なグリコーゲンの摂取などは、レースに向けて段階的に行なうと効果的」とレクチャーしてくれました。


知っ得講座/講師:髙橋真氏、笠師久美子氏

競技者が知っておくべきアンチ・ドーピングの基礎知識を紹介

本大会初の試みとして、最前線で取り組む日本自転車競技連盟アンチ・ドーピング委員会委員長の笠師久美子氏と、同委員の髙橋真氏を講師に招き、アンチ・ドーピングの基礎知識を学べる講座を実施。“スポーツにおけるフェア、スポーツの価値を守る”というアンチ・ドーピングの目的の確認から、誤って禁止薬物を摂取しないための方法や、アスリートがケガや病気の治療をする際の対処方法まで、わかりやすく紹介してくれました。


知っ得講座/講師:今中大介氏

クラシックの見どころを紹介!レース展開をズバリ的中

大会2日目、シマノ鈴鹿ロードレース クラシック 男子エリートのスタート直前には、今中大介氏による“ロードレース観戦講座”を開催。多くの方々にロードレースをより深く楽しんでもらえるよう、大会初の試みとして実施しました。講座では、スポーツ自転車情報サイト“cyclowired(シクロワイアード)”の記者・高木三千成氏も登壇し、今大会のチームごとのエントリー人数や、直近の成績から分析した注目選手などの例をあげて、レース展開を予測。
レース本番では、今中氏が優勝候補の筆頭としてあげたシマノレーシングの中井唯晶選手が、逃げからゴールスプリントを決めて優勝。講座を受けてレース観戦した皆さんは、今中氏の鋭い“読み”に驚かれたのではないでしょうか。


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