ハンドサイクル
パラサイクリングの知名度を高めるエキシビション
シマノ鈴鹿ロードのハンドサイクルは、下肢が不自由な人のための自転車・ハンドサイクルをはじめとしたパラサイクリングの知名度を高めるエキシビションレースとして、2015年から実施しています。
今年のレースにはハンドサイクル界の今後を担うと期待される23歳の選手をはじめ、7名が出走。また、車いすアスリートでオリンピックパラ陸上のメダリストでもある廣道純さんが初参戦しました。選手たちは時速60kmほど出るというハンドサイクルでコースを疾走。トップでゴールした廣道選手の力強い走りに、ピットウォール沿いの観客も感心しきりでした。
ハンドサイクルの試乗体験も実施
日本パラサイクリング連盟がブース出展し、ハンドサイクルの試乗体験も行われました。ハンドサイクルを固定ローラーに設置し、車体に乗ってペダリングが体験できました。試乗した来場者は「自転車と違って脚の重さを生かせないから、ペダリングを続けるのがかなりつらい。まるでベンチプレスをずっと続けているようなもので、ハンドサイクルの選手って本当にすごい」と感心。日本パラサイクリング連盟理事の松本亘さんは「日本ではまだパラサイクリングの認知度が低いのが実情。この大会をきっかけに興味を持っていただけたら嬉しい」と話してくれました。
ミルキー
みんな一等賞!個性あふれる未就学児のレース
小学校入学前のお子さんなら誰でも参加できるのがミルキー。5人ぐらいに分かれてスタートするので、安全にお子さんのレースデビューを迎えられます。本格的なロードバイクやマウンテンバイクのほか、キックバイク、三輪車、おもちゃの車まで、車輪が付いていれば何でもOK。懸命に走っているお子さんたちの姿を見ていると「みんな一等賞!」と心から思えるレースでした。