シマノ自転車博物館展示
ロードバイクの変遷が一目でわかる、貴重な実車展示
19世紀はじめに自転車が生まれてから、自転車の技術革新に大きな影響を与えてきたロードレース。そのロードレース史に残る名車を集め、進化の過程を見られる興味深い展示が行なわれました。序章として、自転車競技のはじまりの1台となったミショー型(1861年)、スピードアップを狙い前輪の大径化やスポークなどが取り入れられたオーディナリー型(1870年頃)を展示。さらに日本でロードレースが脚光を浴び始めた1964年の東京オリンピック以降、2021年まで、歴史に残る名車と当時のジャージが展示されました。
シマノ鈴鹿ロードの思い出を一枚のぬり絵に
シマノ自転車博物館のコーナーには、スポットエアコンと大型の扇風機を配備。そこにテーブルとイスを配置し、涼しい環境でお子さんたちが楽しめる「ぬり絵コーナー」を展開。鈴鹿サーキットを走る2台の自転車が描かれた用紙に、お子さんたちは夢中で色付けを楽しんでいました。担当者は「暑い季節のレースなので、気軽に涼んでいただけるようにしました。今回のぬり絵のイラストは“自転車に乗るときにはヘルメットを被る”ことを、さりげなく啓蒙する狙いもあります」と話してくれました。