シマノ鈴鹿ロードは暑い夏に活気をくれる“大人の遠足”
今津梨香さん、西川あすかさん、桒原寿子さん
所属チーム:AXIS
参加種目:チームタイムトライアル レディース
大阪の“BICYCLE SHOP AXIS”の朝練を共にする3名で、チームタイムトライアルに出場。4人チームが多い中、3人チームでは最高順位の7位でゴールしました。今年は総勢20人ほどで参加、大人になるとなかなか経験できない“遠足”のようで毎年楽しみにしているそうです。「シマノ鈴鹿ロードの前は週5回乗ろう」など、良いモチベーションになっているとのこと。大会が終わると「夏が終わる」と一つの区切りで、これからはシクロクロスやブルベなどそれぞれの冬の楽しみへと移行するそうです。
目先の成績ではなく、自転車を通じて人間の成長を
茂木陽向さん、小田島寛奈さん、上瀧豊さん
所属チーム:#1-PRIMERA-
参加種目:2周の部
“#1-PRIMERA-”の上瀧豊コーチは東京から小学生4名、中学生2名を連れて参戦。トライアスロンのコーチングから始まり、今ではロードレースを目指す若者も在籍するチームです。選手の育成だけが目標ではなく「スポーツを通じて人間性を育てたい。努力を楽しみ、何事も全力で取り組み、周りの人に良い影響を与えられる人間に育って欲しい」と上瀧コーチが語ってくれました。2周の部に挑戦した中学生の小田島寛奈さんと茂木陽向さんは、2位・3位とそれぞれ表彰台を獲得。今後の成長が楽しみです。
地元の三重大学に自転車競技部を発足
加藤貴大さん
所属チーム:三重大学自転車競技部
参加種目:シマノ鈴鹿ロードレース クラシック 男子エリート
会場である鈴鹿サーキットからわずか20km圏内の三重大学に通う4回生の加藤貴大さんは、3年前に仲間を集めて同大学に自転車競技部を立ち上げた発足メンバー。現在、部員は14名にまで増え、出場するメンバーの多くが自走で会場へやってくるという超地元チームだそうです。「ロードレースの魅力はスピードと集団で走る楽しさ」という加藤さんは、プロ選手も多く参加するシマノ鈴鹿ロードレースクラシックに出場。「完走が目標です」と爽やかに意気込みを語ってくれました。
夢はオリンピック!姉妹の挑戦
宮間帆奈さん、暖奈さん
参加種目:小学1-2年 女子
松坂けいりんが大好きというお父さんの期待を背に、小学1-2年生のレースに出場した姉の帆奈さん。レース直後に声をかけたところ、お母さんのスマートフォンを覗き込み、自身のリザルトが気になって仕方がない様子。ガールズケイリンの選手になりたいという帆奈さん、その理由は「オリンピック選手になりたいから!」と元気一杯に話してくれました。妹の暖奈さんも2年後に「小学生になったらレースに出る!」と、今からやる気にあふれていました。最強姉妹の誕生に期待です。
毎年家族でシマノ鈴鹿ロードに参戦!
山本理雄眞さん、士唯眞さん
参加種目:1時間サイクルマラソン、小学5-6年生 男子
高野山や紀ノ川周辺をいつもサイクリングしているという山本さんご家族。年に1回のシマノ鈴鹿ロードが良いモチベーション維持になっている、とのこと。子どもが出場できるレースがあることを知って、長男の理雄眞さんの自転車を購入したのが11年前。それ以来、毎年家族で出場。来年は次男の士唯眞さんが中学生になるので、家族そろってチームタイムトライアルに出場できるのを楽しみにしているそうです。
家族で初参加!ロードレースを満喫
上村崇史さん、宏美さん、楓咲さん、樫汰さん
参加種目:2周の部、2時間エンデュランス ソロ、体験レース
昨年からスポーツバイクを楽しむようになった上村さんご家族。路面が良いコースを探して、今年初めてシマノ鈴鹿ロードに参加したそうです。高校1年生の楓咲さんは、プロ選手との距離感が近く、スピード感を間近で感じられるロードレースに夢中とのこと。お母さんの宏美さんは通勤で使用するクロスバイクで体験レースに出場し、「下りでもブレーキをかけなくて良いし、とても気持ち良い!」と、鈴鹿サーキットでのライドを満喫。「こういった体験型の旅行って良いですね」とお父さんの崇史さんが語ってくれました。