シマノ鈴鹿ロード

レース(年齢別個人種目)

マスターズ 40+ / 50+ / 60+

日曜日の朝一番からエンジン全開!
同世代の選手たちによる熱い戦い

大会2日目、日曜日の朝一番に開催されるマスターズは、40歳代以上の選手たちが40+、50+、60+の10歳刻みのクラスに分かれて戦う年代別レース。同世代の最強を決める戦いという側面もあり、このレースを目標に戦うマスターズ世代の選手は少なくありません。

今年の2日目最初のレースはフルコース2周、11.6kmで行われるマスターズ40+。90人ほどの出場者が2組に分かれてレースを行いました。このうち1組目は残り1周のスプリント賞のポイント周回に入るタイミングでレースが活性化。最初のポイント計測ラインのホームストレートを2位通過、第2計測ラインのスプーンカーブとダンロップカーブを先頭で通過した佐藤俊雄選手がスプリント賞1位を確定。さらに最後のゴールスプリントを外側から差し切って勝利し、レースの優勝とスプリント賞を同時に獲得する完全勝利を収めました。

また最も年齢が高い年代別クラス・マスターズ60+には最高齢76歳の選手をはじめ、70歳代以上の選手も10人以上が出場し、全員が完走。自転車が年齢を超えて楽しめる生涯スポーツであることを強く印象づけました。






中学生 男子

大人顔負けのスピードとテクニックで真剣勝負を繰り広げる

マスターズの直後にスタートしたのは、同じ年代別レースでも中学生たちによるレース。JCF未登録の中学生男子のみが出場でき、フルコース2周、11.6kmで争われます。土日両日開催され、両方にエントリーする選手も少なくありません。

日曜日のレースには30人ほどが出場。スタート直後から数人が積極的にスピードを上げたことから集団が縦に伸び、サバイバルレースの様相となりました。スプリント賞のポイント対象になる最終周回には6人にまで絞られた先頭集団。そこからさらに4人に絞られ、最後は横並びのスプリントとなりました。このスプリントを制したのは、前日のレースで2位だった大渕要選手。見事前日のリベンジを果たしました。








小学1-2年 / 3-4年 / 5-6年

どのクラスも上位は真剣勝負。マイペースで完走を目指す頑張り屋さんも

小学生クラスは、1-2年、3-4年、5-6年の男女別に6つのクラスで争われます。コースは1-2年が東コース1周、3-4年は東コース2周、5-6年はフルコース1周となり、高学年になるほど距離が長くなります。レースは土曜・日曜両日行われ、2日とも参加する選手も少なくありません。最も低学年の小学生1-2年のクラスでも、上位を狙う選手はビンディングペダルにロードバイクと本格的な機材を使うなど真剣な子がいる一方で、完走目標のマイペース派も楽しく走れるのが特徴です。

1日目の小学生1-2年のクラスでは、先頭の選手はスタートから一気に飛び出し、ホームストレートを軽やかにダンシングで登って行き、4分台前半で東コース2.2kmを1周して戻ってきました。その速さにピットウォールで観戦する大人たちも驚いていました。

一方、いつも乗り慣れているキッズバイクで、起伏の激しい東コースをマイペースで走り、完走を目指す子も。最終走者にはピットウォールから観戦するギャラリーも温かい拍手を送り、会場はほっこりとした雰囲気に包まれました。







ミルキー

ベビーカーに乗る0歳児もキッズバイクを乗りこなす6歳児もみんなが完走

シマノ鈴鹿ロードレース クラシック男子の激闘が終わって間もない鈴鹿サーキットのホームストレートに入場してきたのは、小学校入学前の子どもたちによるエキシビション・ミルキーに出場する小さな選手たち。0歳から6歳までのおよそ20人が、1歳刻みの年齢別にスタート/フィニッシュゲート付近からホームストレート状のフィニッシュラインを目指して走りました。

最年少の5カ月の子どもは、ベビーカーに乗って親に押してもらいながら完走。年齢が上がるにつれ、“愛車”もキックバイク、キッズバイクとだんだん本格的になり、走る距離も少しずつ長くなりました。親の所属チームのジャージを着こなして巧みにバイクを乗りこなす子もいて、将来性に期待が持てました。近い将来、シマノ鈴鹿ロードやシマノ鈴鹿ロードレース クラシックで活躍するような選手がこの中から現れるかも?








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