脱水・熱中症対策は万全に!
暑さに注意が必要な時期のレース開催となりますので、これまでと同様に熱中症予防のための様々な対策(大型ミスト扇風機の導入、ゴール後のテント式シャワー装置の設置)を実施します。
熱中症は体が暑熱環境に慣れていない場合をはじめ、スポーツなどの活動中に筋肉から大量の熱を発生することや脱水によって起こります。短期間で急速に重症となる場合もありますので、十分にその危険性を認識し各自で万全な対策を行ってください。
●十分な睡眠・休憩をとって参加しましょう。
●朝食は必ず摂りましょう。
●こまめに水分、できればスポーツドリンクを摂りましょう。
●大事なのはご自身の感覚です。「いつもと違う…」と感じたら、すぐに救護所もしくは近くのスタッフへ連絡しましょう。
●レース後はシャワーやミスト扇風機でクールダウンを!
温度条件によって変わりますが、発汗による体重減少の70~80%の水分補給を目標とします。のどが「乾いたな」と思ったときには既に遅く、脱水症状になりかけています。気温のとくに高いときには1回200ml~250mlの水分を15~30分ごとに摂取し、体温の上昇を抑えるようにしましょう。
軽度の症状としては、手足や腹筋などに痛みをともなった痙攣が起きる、一時的な失神(数秒間程度)、脈拍が速く弱い状態になる、呼吸回数の増加、顔色が悪くなる、唇がしびれる、めまい、などが見られます。 重度の症状はめまい感、疲労感、虚脱感、頭重感(頭痛)、失神、吐き気、嘔吐などが重なり合って起きます。
具合が悪くなった場合には早めに運動を中止して、必要な手当をしてください。
1.休息
安静にして衣服を緩める。また、必要に応じて脱がせ、体を冷却しやすい状態とする。
2.冷却
涼しい場所で休ませ、水をかけたり濡れタオルを当てて扇ぐなど必要な冷却を行う。
3.水分補給
意識がはっきりしている場合に限り、水分補給を行う。意識障害があったり吐き気がある場合には、医療機関にまかせる。
※会場内の救護所は会場マップをご確認ください。
会場マップ